画仙紙 仮名用紙

「なるほど、この紙は確かにいいや、
書き心地のよいこと、今まで使ったことがない。
他の紙で一枚書くうちに、この紙なら二枚も書ける。
おまけに不思議なことはその割りに筆がちっとも切れぬ。
そして早く運ぶから墨も減らない。」

「ウム、それは確かに変わっている。
筆切れずの紙だね。」

(田中兵十郎伝より)